ぼくのネタ帳

映画や日々の考えについて書いてます。

パズドラ卒業式(前編)- なぜこんなに面白いパズドラをやめるのか

2019年7月22日。

とうとう、パズル&ドラゴンズを辞める決意をした。

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目次

 

 

ぼくのパズドラ

パズドラをはじめたのは、大学3年のときだった(もう5年前になる)。

深夜のジョナサンで、当時の彼女に面白いからやってみろといわれたのだった。

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ゲームなどほとんどやったことがなかったのだが、なぜかパズドラだけは猛烈にハマった。

パズドラには「ランク」といってプレーヤーの経験値を示す数値があるのだが、ぼくはあっという間に彼女より上のランクになった。

彼女がパズドラに飽きても、ぼくはまだ続けた。

彼女とはとっくに別れてしまった今でも、しつこく続けている。

 

ちなみに最初にガチャで引いたのは、「ハク」というジト目の女の子のキャラクターだった。

可愛いイラストだなと思ったものだが、ずいぶん後になってハクは(可愛さにおいて)パズドラ界屈指の人気モンスターだと知った。

 

パズドラの面白さ

なぜそこまで続けられたか。面白いからだ。

パズドラは面白い。

夢中になって何年もやりこめるだけの奥深さがある。

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だからこそ、これだけ長い間「アプリゲーム」という巨大市場の中で、トップランカーとして走り続けている。

 

パズドラの面白さは、つまるところ以下のようなところにあると思う。

 

面白いところ① 奥深いパズル

パズドラは、名前のとおりパズルゲームである。

同色のドロップをつなげて消すと、敵モンスターにダメージを与えることができる。

1度の操作でたくさんのドロップを重ねて消すと、より強い攻撃ができる。

このドロップの操作は、なかなか難しい。

でも、コツをつかむとどんどん上手くなる。

そして、その上達には終わりがない。

ぼく自身、5年めの今でも日に日にうまくなっていると感じるくらいだ。

だから、いつまででも楽しめてしまう。

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面白いところ② パーティ編成

パズドラでは、手持ちのモンスターを組み合わせてパーティ(チームのようなもの)を作り、パズルによって敵モンスターへの攻撃を行うことになる。

このパーティを組む過程が、めちゃくちゃ楽しい。

モンスターたちはそれぞれにHP、攻撃力などの能力値に上限が設けられていて、強みが異なる。

また、味方の攻撃力を増大させるなど、固有の特殊能力のようなものも持っている。

敵モンスターも、同様にそれぞれ能力が違う。

だから、それら全てを考慮して、無限の組み合わせの中からうまく機能するパーティを組まねばならない。

熟考の末パーティを作りあげ、それが読み通りにハマって見事敵を倒したときの快感は、何ものにも代えがたい。

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面白いところ③ ガチャ

ガチャまじで面白すぎんだろ。。

パーティを組むには、まずモンスターをゲットしないといけない。

強いモンスターは、基本的に魔法石と呼ばれるゲーム内通貨をつかって「ガチャ」を回すことでゲットできる。

しかし、ガチャは当たりはずれが大きい。

雑魚を連続でひくと携帯割りたいくらいムカつくし、運よくレアな強いモンスターをひけたときは、飛び上がるほど嬉しい。

このワクワク感がよい。

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面白いところ④ モンスターの育成

モンスターは、他のモンスターを合成(要は食わせるってこと)すると少しずつレベルアップし、能力値をあげることができる。

また、特定のモンスターを合成することで「進化」して、グッと強いモンスターになる。

進化するとイラストがどんどん派手に、豪華になっていく。

進化に必要なモンスターを集めるのはものすごく大変なこともあるので、苦労の末に強くてかっこいいモンスターに進化させたときの喜びはひとしおだ。

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面白いところ⑤ モンスターのコレクション性

③、④とも関連するが、モンスターを集めること、それ自体が楽しい。

強くなくてもこのモンスターほしい、と思って狙うことはよくある。

 

パズドラのモンスターは、世界中の神話や、歴史上の人物などをベースにしている。

例えば、武将の織田信長北欧神話のロキなど。

クトゥルー神話の怪物たちまでカバーしているからすごい。

 

また、著名な漫画・映画・ゲームとコラボするので、それら作品のキャラクターもモンスターになる。

例えば、「進撃の巨人」のエレンや、「DCシネマティックユニバース」のバットマンなど。

また、単純に絵がすんごく可愛いモンスターなんかもいて、そういうのも只々ほしくなる。

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鋼の錬金術師」のエドは、一時期最強キャラだった。

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かわいい。


 

楽しいところ⑥ 無課金への優しさ

ガチャをひくためには、前述の通りゲーム内通貨=魔法石をつかう。

この魔法石は、課金=ゲームの外のお金で買うこともできる。

数十万円、数百万円と課金しているユーザーも、たしかに存在する。

でも断言しよう。

パズドラは、別に課金などしなくても全然たのしめる。

 

ガチャの当たり確率は、必要最低限に良心的だ。

ぼく自身、ほぼ無課金(なんとなくの思いつきで2,000円くらい課金したことがある)だが、ダンジョンをクリアするなどして得られる魔法石をコツコツ貯めてはガチャをひく、を繰り返せば、いずれ必ずほしいモンスターをひきあてられる。

 

以上、まずはパズドラを褒めちぎってみた。

 

なぜ卒業するのか

かように大変面白いゲームなのであるが、タイトルの通り、この記事の趣旨はぼくの"パズドラ卒業"だ。

なぜパズドラを辞めたいか。

当然、そこにデメリットがあると思うからだ。

以下、あくまでも個人の見解なので、あしからず。

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よくないところ❶ 時間の無駄

いや、もちろんゲームそのものを楽しんでいるという意味では、時間は無駄になっていない。かもしれない。

 

でも、パズドラが上手くなっても、はっきり言って実生活では何の役にも立たない。

パズドラのランクが上がっても給料は上がらないし、女の子にもかっこいいとは言ってもらえない。

パズドラで稼いだ経験値やコインなどは、あらゆる意味で実生活に換金できない。

このゲームをやめた瞬間に、全く意味のないものになる。

 

もちろん、それを言い出したら世の中のほとんどのゲームは無駄ということになる。

それでも"特に"パズドラを時間の無駄と感じる理由は、このゲームが最終的にはパズルゲームだからだ。

どんなモンスターを組み合わせようと、どんな敵と闘おうと、やっていることは「5色のドロップをつなげる」操作であり、それを何百回、何千回とくり返しているにすぎない。

ゆえに、プレーしているときふと我に返って、徒労感を覚える、ということが起こりがちなのだ。

 また、パズドラにはストーリーがない。

だから、他のストーリー性のあるゲームのような奥深い感動や、実生活に持ち帰れる教訓には乏しい。

 

よくないところ❷ 人前でできない

パズドラはイラストから香るオタクっぽさや、上記❶のような"無駄な時間"的イメージの強さゆえに、「時間が有り余っている子供向け」的なイメージが強い(という印象。あくまでも個人の見解です)。

基本的に無邪気に楽しんでいいのは中学生くらいまでで、それ以上の年齢の人間がやっていると「いい歳して」という感は拭えない。

ぼくがはじめた大学生のときでさえ、パズドラをやっているのは正直ダサかった。

20代後半になった今はなおさらだ。

絶対に友達の前ではできないし、電車など公共の場でもちょっと恥ずかしい。

付き合いたての彼女の前でも、やらないようにする。

普段iPhoneのホーム画面では見えないように、ファイルの中に隠してある。

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だから家でしかプレイできなくて、暇つぶしの手段としては不便きわまりない。

 

まとめ

そういうわけで、パズドラに様々なよい点があることは承知の上で、卒業を決めた。

前置きだけでずいぶん長くなってしまったので、卒業は明日にする

 

とりあえず、今日はどんなダンジョンが出ているか見てみようかしら。

 

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