ぼくのネタ帳

映画や日々の考えについて書いてます。

風邪で寝こみつつNetflixで見たドラマ・映画4作

3日間くらい、風邪をひいて寝こんでいました。
自分は体が弱くて、数ヶ月に1度は必ず風邪をひきます。はじめは全身の筋肉に妙な違和感(ぼんやりとしたかゆみみたいな感覚)が出て、「あー風邪だな」と思ったらじわじわ熱が出て、次の日には頭も痛くなって、2−3日寝ると治る、と流れが決まっています。

そんなわけで昨日9/14(土)は連休の初日だというのに1日ベッドで過ごしたんですが、その分Netflixをずっと見ていられました。

見た番組はざっと以下。

テラスハウス(TOKYO2019-2020)第15話

この番組好きなのです。嫌いだったケニーさんと莉莎子ちゃんが出ていって、新しく入ってきたイタリア人の男の子がいい感じなのですごく嬉しい。次回以降も楽しみです。
それにしても、なぜ男は恋愛リアリティ番組を見ないのだろうか。いや、男どころか女でも、自分と同世代でそんなもんを見ていることを公表している人間には会ったことがない(ぼくはしている)。現実世界で見たことがあるテラハファンは、学生時代バイトしてた塾の生徒の女の子(中学生)だけだ。基本は10代の女の子向けなんだろうか。他人の恋愛や人生を無責任に批判するのって最高に楽しいのになあ。

・哭声/コクソン(2016)

韓国産のホラー映画。國村隼がふんどし一丁で鹿を食べる思い切った演技をしたことで有名(?)。美しい森に囲まれた村・コクソンで連続して起こる奇妙な殺人事件をめぐるミステリかと思いきや、ゾンビもの、悪魔祓いもの、とジャンルがどんどん変化していって面白かった。ナ・ホンジン監督は処女作の「チェイサー(2008)」もよかったけど、ぼくはオカルト要素好きなので、こっちの方が好きかな。ゲロのシーンがすごいよかった。あんなに長くゲロを吐くシーンは初めてだ。あとこの映画の感想で「ラストが難解」っていう話をよく聞くんだけど、ぼくにはそれがよくわからなかった。シンプルに見たら、どう見ても誰が善で誰が悪だったかは明白ではないか?だって〇〇は明らかに形状からしてバケモノに変わってたし。それ以外の解釈というのを聞いてみたい。

・全裸監督(2019)第2-6話

伝説のAV監督(らしい)村西とおるのキャリアの隆盛を描いたNetflixオリジナルドラマ。山田孝之が振り切った演技でド変態だけど紳士、ビジネスマンだけど芸術家の主人公・村西を演じている。会社の先輩がオススメしてくれたので見てみたら、これがめっちゃ面白かった。全8話しかないので、もう今夜最後まで見ると思う。
何だろう、3話くらいでAVの撮影を始めてからの村西の憑依している感じ。スケベ心からではなく、純粋にエロを追求している姿がかっこいい。見ているだけで、こっちも興奮してくる(性的な意味じゃなくて)。

あとはAV女優たちの生き様も見所。AV黎明期を生きた女優さん(架空・実在が混在)の様々なAVとの向き合い方が描かれます。例えば、親には絶対バラさないでと刑事に泣きつく子もいるし、むしろ親から解放されたくてAVに出て、自分から出ましたよと宣告する子もいたり。今よりももっと性に対するタブー感が強い時代だったからこそ生まれるドラマがあります。面白い。

ちなみに國村隼は全裸監督にも出ている。こちらではどっしりしたヤクザのおじさんだが、本心が見えないところが怖い感じはコクソンにも通ずるところがあるかもしれません。かっこいい役者。

ストレンジャー・シングス シーズン3 (2019) チャプター. 5-8

80年代アメリカの架空の田舎町ホーキンスを舞台に、異世界からの侵略者 VS 少年少女とその親たちの戦いを描いたNetflixオリジナルドラマ。色々とツッコミどころはあるシリーズだけど、シーズン3の最終話はほんとに素晴らしい。書いただけで大ネタバレになるけど爆笑必至の「あの名曲」のシーンとか。涙なしには見られないラストのお別れのシーンとか。何回見ても、ああまた一つ、戻らない夏が(=青春が)終わったなあ。。という感じがする。
ぼくはもともとスティーブというお兄さんキャラが大好きなんだけど、シーズン3から彼の相棒的ポジションで活躍する女の子・ロビンもすごく好きになった。ロビンを演じているのは、マヤ・ホークという女優さん。この人は、イーサン・ホークユマ・サーマンの娘というだけあって、ルックスも人間的魅力も抜群だ。タランティーノの新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でも、シャロン・テート殺害前にビビって逃げ出しちゃうマンソン・ファミリーの一員をやってて、それも可愛かった。今後の活躍が楽しみ。

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ロビン(左)とスティーブ(右)このコンビ可愛すぎ


Netflixがあってよかった。ずっと家にいても全然充実していた。
連休の前日は映画とドラマに費やしたから、後半は本も読みたいな。
目下、読みかけの本は以下の三冊。

サイゴンから来た妻と嫁(近藤紘一)
・それこそ青春というやつなのだろうな(やついいちろう
・神去なあなあ夜話(三浦しをん
・バズる文章教室(三宅香帆)

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楽しみ。